書評『マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』

『マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』書評

今年、私が読んだ本の中で文句なくベスト1!一番インパクトがあった【衝撃の書】だ。

あまりにも興味深いので3回読んだ。

この本は3.11の原発事故から「あれ、なんか世の中おかしいぞ」と思った人に、

ぜひ手にとって読んでほしい。

原発事故のニュースで、

なぜマスコミはここまで執拗にウソの報道をするのか?

調べて分かったことは、

政治、官僚、マスコミ、学者、電力会社、銀行等の利権と癒着の構造だった。

だが、「もっと裏に何かあるのではないか?」と私は思った。

20年以上前に読んだ広瀬隆氏の『危険な話』を再読した。
第4章に「原子力産業とジャーナリズムの正体」に

驚くべき内容が書かれていたからだ。

「もっと詳しく知りたい!」と、ネットで、とことん調べた。

突き当たったのは、THINKERのホームページ。

さらに深く知りたくなりサイトで紹介されていた

この『マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』を購入した。

この本は

私たちの世界を動かしているものは誰か?

どういう仕組みで私たちは動かされているのか?

では、これからどう生きればいいか?
これらの疑問に答えてくれる衝撃の書だ。

以下は、一見関連などないようだが、実は強力な一本の線でつながっている。その一本の線とは何か?

原発、世界恐慌、不景気、CO2による温暖化説、TPP、EU、天皇、戦争、原爆、国連、野球、プロレス、

西部劇、子宮頸がん、インフルエンザ・ワクチン、フッ素、人工甘味料アスパルテーム、AP通信、

モンサント、明治維新、トヨタ大規模リコール問題、不二家、白い恋人、赤福、ミートホープ、
WHO、お産、医学界、製薬会社、人口削減計画、通貨発行権、国際赤十字、HSBC、ネスレ、

ユニリーバ、コカコーラ、IBM、アリコ、フィリップ・モリス、ワシントン・ポスト、日本銀行、

ニューヨーク・タイムズ、デビアス、ペプシコーラ、GE、ボーイング、プルデンシャル、
アメリカ大統領暗殺、読売新聞、CIA、郵政民営化、電通、通信社、地デジ、マイクロチップ、

三井、三菱、住友、安田、山口県、ロイター、クレディ・スイス、CBS、アクサ、香港上海銀行、

ロッキード、ゴールドマン・サックス、FRB、ウォールストリートジャーナル、シティ・バンク、

JPモルガン・チェース、デュポン、リオ・ティント、伊藤博文、坂本龍馬、薩長同盟、山本五十六、

AIG、エクソン・モービル、遺伝子組み換え、大麻、化学調味料等々。

これらが、一本の線でつながっている真相は、面白すぎるので本書にゆずる。

この本によって世界を動かす背後の存在と仕組みがわかる。

一部を紹介する。

たとえば、

CO²を犯人に仕立てた地球温暖化説。

今まで私たちはエコのためとCO²削減を、さんざんTVや新聞で信じ込まされてきたが、

実は、ねじ曲げられたウソだった。

排出権取引と炭素税。これらを使うと、ほぼ全てのものやサービスからお金を集めることができる。

人々が生きている限りCO²を排出するからだ。

彼らがCO²にこだわる理由はここにある。これに税金をかけてしまえば、

未来永劫、世界を支配することが出来るのだ。

また、信じられないことだが、

世界規模における「人口削減計画」が存在する。

インフルエンザワクチン、子宮頸がんワクチンなど、ワクチンを使用した人口削減計画。

芸能人で子宮頸がんにより亡くなった人や子宮を摘出した人を

テレビのニュースやバラエティー番組で取り沙汰しているが、

Tそれらの番組のスポンサーは、決まって外資の保険や大手製薬会社である。

ワクチンはビジネスであり、今や、世界の投資家の注目の的なのだ。

ところで、
私たちはニュースでよく聞く「日本銀行」という存在をどれほど知っているだろうか?

私には、あの、おぼっちゃまのようなおっちゃんのイメージくらいしかなかった。

じつは日銀は政府組織ではない。

日銀は日本政府ではなく、事実上は国際決済銀行(BIS)に属している。

日銀をはじめ、世界中の「中央銀行」が所有する富の中で一番強力なのは、

お金そのものを生み出す力⇒『通貨発行権』=お金を発行する権利だ。

我々が毎日使うお金が、まさか民間人の手によって創られているとは!

世界中の「中央銀行」を牛耳っているある一族がいる。

19世紀後半には世界の富の半分以上を所有していた。
世界一の財閥。その存在を知らずして、世界の現状は理解できない。

わたしたちはマスコミについてどれだけ知っているだろうか?

私たちの頭の中にはマスコミといえばTVと新聞のイメージがあるが、

その大元には通信社の存在がある。

ロイター通信、AP通信、AFP通信の上位三社が、

全世界の90%のニュースを配信しているのだ。

新聞社とTVは通信社からの情報を横流ししていることが多い。

通信社はもともと投資家や国家のために設立された情報機関であり、

大手マスコミ各社が設立された目的は世論誘導と営利追求である。

さらに、
マスコミの常套手段「叩き・そらし・宣伝」 が紹介されている。

「そらし」 何か重要な事件の存在を隠すために他の些末なニュースを大々的に取り上げたり、

事件の本質から視聴者の注意をそらしたりするために論点をすり替えて報道する手法である。

国民の反対を受けそうな法案や予算が国会で審議されるときには、

政治的関心から注意をそらすために芸能人の麻薬、愛人、離婚、暴力騒動、または相撲界の

八百長問題などありとあらゆるささいなニュースが公共の電波をジャックすることがある。

次に、

「宣伝」ニュースに見せかけてスポンサーの商品を視聴者の潜在意識に刷り込む手法。

伏線として、ある病気が流行する前から映画の予告編さながらの「○○病流行の兆し」と、

自然発生するはずの感染症の流行が予告され、わずかな症例が全国ニュースで流される。

全て悲惨なニュースのオンパレード。そして、CMは保険会社ばかり。番組の内容まで宣伝なのである。

このように
「えっ!」というような話が、この本にはゴロゴロと載っている。

しかも、1本の線でつながっているのだ。

さて、
私の心に残った言葉がいくつかある。

「世界を支配しているには、表向きとは全く違う人々である」

「世の中の大多数の人々が信じていることが、未来においても必ず正しいとは限らない。
それは歴史が証明している」

「戦争がどのように作られるのか。その原動力はお金である。

 お金がどこから誰によってもたらされたのかを知らなければ、
 本当の意味で歴史を理解していることにはならない」

「社会の動きに何の疑問も示さずに、このまま黙って羊のようについていったら、

 一部の権力者の思いのままに世界が支配されていく」

「社会の本質をつかむには、お金とマスコミの歴史と仕組み知っておくことが欠かせない」

「我々は無意識のうちに、マスコミが流す情報によって日々の考えや行動、価値観、常識、

 あるいは生き方そのものまでも大きく左右されているのではないだろうか」

「マスコミで悪者にされる人物や団体の裏には、社会を知る秘密がたくさん隠されている」

「忘れてならないのは、「お金は紙だ」ということである。

 社会状況によっては紙くず同然になることもある。便利だが、あまり当てにしない方がいい道具である」

「お金を稼ぐために、やりたくもない仕事をする、信念を曲げる、体を売る、魂を売ることはざらではないか」

「いかにお金に左右されて仕事を選び、人付き合いを選び、
 マスコミの情報に左右され、自分の行動を決めていることか」

「納得がいくまでとことん自分で調べてみること。
 自分の中で生まれた考えや世界観を多くの人と分かち合うこと」

「ひとりひとりが発信していくことにより、社会を良い方向へ導くしかない。

 ほんの小さな一歩かもしれないが、情報が本物であれば、
 時代とともにそれが事実であったことが証明されていく。

 それはいずれマスコミよりも大きな力となって社会を変えていくだろう。少しずつ、着実に」

「お金とマスコミは、今の社会で絶対に必要と思われてる存在だが、

 じつはそのどちらも我々の信用から成り立っている。我々が信用しなくなれば、
 そのどちらも消え去ってしまう運命にある」

「人類はお金の仕組みと歴史を知り、お金と向き合い、
 人を幸せにする未来の新しいマネーシステムを作り出す時期にきている」

「結論はただ一つ。一人、一人が真実を追究すべく立ち上がるときである」

そうだ!という言葉にあふれている。

読後のわたしの感想は、

今までの「成功哲学」、「自己啓発」、「スピリチュアル」、「ビジネススタイル」、
そしてわたしたちの「生き方」が根底から変わる!と思った。

どうしてか?

上記のものは、

「実質的に、この社会を動かしている存在と仕組み」が、ごっそり抜け落ちているからだ。
この知識と情報を知らないと、ニセモノの人生を歩むことになる。

これからは、

本書の情報を、しっかりと把握した上での「新しい生き方」にシフトしていく時期にきている。
それは、マスコミやお金に縛られない新しいビジョン実現の哲学と実践方法でありライフスタイルだ。

また、原発反対派のわたしにとって、

原発を推進する人間たちの意図、そして背後の構造が深く理解できた。

そして、この本は多くの人々が奴隷になっている「お金とは何か?」に最も答えてくれている。

今まで私は、お金に関する書籍を数百冊読んだが、起源から本質まで、

ここまでわかりやすく書かれたものはなかった。

また、戦争についての疑問にも。
高校生の頃、歴史の先生に「どうして歴史の教科書には戦争ばかり書かれているのか?」と、
私は聞いたことがあった。

先生はモゴモゴと口ごもりはっきりと答えなかったことを覚えている。その答えはここにあった!

明治天皇に関する記述には、椅子からずり落ちそうになるほど私はビックリした。

読んでから私に変化があった。

Twitterの世界で叫ばれている内容や、

政治、経済のニュースの真相がさらにわかりやすくなった。

そして、自分のライフスタイルを、もう少し変えようと思った。

この本には、

広瀬隆氏の著作を読むときのような「よくぞここまでハッキリと書いてくれた」という痛快さがある。

400ページに及ぶ大著ではあり、ぞっとするような内容が凝縮されているが、
ワクワクする知的好奇心の旅のようで、あっという間に読みきれた。

今の私にとって、この書に書いてあることが全て正しいかどうかは私には分からない。
あまりに情報と知識が多岐にわたるためと、歴史的実証が難しそうなこともあるからだ。

しかし、説得力と信憑性は十分過ぎるほどある。

そして、多くの人々にとって、この知識と情報は知っておいて損はないだろう。

この本の文脈に沿って、今起こっている世の中の現象を見渡してみると、

ズッシリとした、ある一つの鎖でつながっていることが確実に実感できるからだ。

イラストと図解が多用されており、説得力のある情報に溢れ、非常にわかりやすい。

413ページもの大著であるが、文庫本サイズで気軽に読め、しかも、840円と驚くほど安い。

非常にお得感のある本だ。

こんな人にオススメする。

原発で「世の中おかしい」と疑問を持った人、

そして、「世の中やっぱりお金や!」と、

今まで「成功本」や「自己啓発本」などのビジネス本で、

成功する(お金持ちになる)のは、いいことだと洗脳されてきた人にこそ、読んでほしい。

お金とは本当は何か?成功したあかつきにはどうなるのか?本当の幸せとは何か?を考える上で、

新たな視点と、多くの情報、本質を提供してくれる。

この書の根底には、

一般の人間の可能性を信じるあたたかな心と、未来への希望のまなざしがある。

あなたが少しでも興味を感じたら、ぜひ手にとって読んでほしい。

そして、ぜひ、この本の中に提示された情報を元に、

「自分の頭で考える」ということを実践してほしい。

目次

第1章 隠されてきたお金のからくり

第2章 これまでに国際銀行家がしてきたこと

第3章 国際銀行家ってどんな人?

第4章 国際銀行家が作り出す世界統一政府

第5章 マスコミが伝えないマスコミの歴史―通信社・新聞・テレビの本質

第6章 これからの時代をどう生きるか
『マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』

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